へりくだりとは
へりくだりとは、神のみこころに対する態度の正しい選択である。このような心の神聖な習慣を持っている人は、たとい外的な兆候やしるしを持たなくても、内的にはその人が神のみこころを認め、また選び取る人であるということが、他人の目にもはっきりと映る。神の導きは、何か目に見えるしるしによるのではなく、判断を左右することによってなされる。神の御前に待ち望み、目の前にある道をとるかとらないかという時、たといそれが賛成論でも反対論でも、神の前で全く率直にてんびんにかけてはかり、その結果どちらに多くの重みがかかってもすぐにそれに従うという態度があってこそ、その人の思いも心も、導かれるにふさわしい状態にあると言える。そして神は、そのはかりに御手を触れ、ご自身のみこころのままに、はかりを上下させられる。ここで、私たちはこのてんびんから手を離していなければならないということに注意すべきである。そうでなければ、神のご介入を期待することはできない。
『信仰に生き抜いた人 ジョージ・ミュラー その生涯と事業』 A•T•ピアソン
P174より
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